コインは所有者を選ぶ?

収集&投資の考え方

2024年も1ヶ月が過ぎたが、相変わらず仕事に追われて忙しい日々だ。
コインの良いところはチャートとか無いので、つい見てしまい一喜一憂する必要がなく精神衛生上極めて良いところだ。(株やビッドコインなどは気になってしまいつい見てしまう‥)

先日HAで落札したコインも無事に届いて貸金庫に入れることができた。
やはり現物コインを眺めるのは至福だなぁと感じる。

年末年始はオークションシーズンなのだが、とりあえず一区切り付いて各社主催のオークションでは高値落札コインが続出している。
自分の保有コインも高値で売れる可能性が高くなるので本来は喜びたいところなのだが喜べない。
なぜなら今すぐコインを売らない(売りたくない)からだ。
それにコインの価格高騰&購入予算不足の為、コインを買いたいのに買えないのが実情だ。

それともう1つ。
欲しいコインがオークション出品されないのだ。

特に私は欧州の小型金貨のグレードの高いコインを集めているのだが、最近はめっきり出品数が減った気がする。本当に良いコインが減ってきているのだ。

私はコイン購入時は目的を使い分けており、「投資」か「収集」のどちらか明確にしている。

投資であれば、ディーラーに相談したりしている。

収集の場合は単純に「自分の琴線に触れるコイン」に入札しているが、そのようなコインは少ない。

うまくは言えないが、コインの方から「私はあなたの元に行きたい!」という訴えみたいなものを感じることがある。
そのようなコインはダメ元で購入予算ギリギリで入札しても、フタを開けてみたらなぜか落札‥ということが多い。

このようなコインはどこか惹かれるものがあり、デザインや状態が良いのはもちろんであるが、なぜか不思議な魅力を感じることがある。
この言葉にできないものが私の琴線に触れるのだろうと思っている。

反対にコインの方から訴えを感じない場合、いくら高値で入札してもどんどん値段が更新されていき落札できないのだ。やはりコインはご縁なのかなと思わざるを得ない。

それとも自分が本気で入札する姿にコインの方が「この人の元なら‥」とコインが所有者を選ぶのか?

真相は不明だが、コインの纏っている不思議なオーラ。
多分長年にわたり様々なオーナーの元を渡り歩き、纏ったものであると私は勝手に思っている。
長らく大切にされたであろう1枚を自分の元でも大切にして次の世代(大切にしてくれる人)に譲りたいものだ。

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