コイン売却から投資価値について考えてみる

収集&投資の考え方

最近コイン売却について思うことがある。
(特に売却について正しいやり方があるわけではないが‥)

それは「今欲しいと思うコインと将来欲しいと思うコインは全く別ものである」ということである。
(例えると「20代の時に欲しい家と50代以降に欲しいと思える家は違う」ということと同じだ)
そしてコイン収集の隠れた魅力は「投資価値の毀損が起こりにくい」ということである。
(要は長期で保有していたら元本割れを起こしにくい)

私はこの直近2年で自信のコレクションの約9割を入れ替えた。
(保有期間は約5~10年くらい)

私のコイン売却理由は「そのコインに飽きたから」だ。

5~10年前、私は明治旧5圓金貨やアメリカの2009年ウルトラハイレリーフ金貨を主な収集対象していた。
もちろん今でもこれらのコインのデザインは好きだが、気付いたとき欧州のコインも収集したいと考えるようになり、本当に手元に残しておきたい1枚を残して全て売り払ってしまった。

売却後、不思議なことに一切の後悔がないのだ。
買うときに本当にお気に入りのコインを1点1点選定したつもりなのに‥

時の経過によりコイン売却で利益獲得することもできたが、何よりも自分が気に入ったデザインのコインを入手できているのが何よりも嬉しいことだ。
そして入手したコインはすぐに売却するつもりもない。

ただ、ひょっとしたら何年後かに飽きて売りに出すこともあるかもしれない。
そのようなことも考慮してコイン購入時は「自分が気に入ったコインかつ売りやすいコイン」を選定するようにしている。

では売りやすいコインとは何か?
それは価値が毀損しないコインだ。

特に欧州の6~8g程度の小型金貨に関しては金相場との乖離が少なく、収集難易度も低い。
状態の良い物を金相場+20~30%で買うことができれば将来間違いなく「資産」と呼べるコインになる。
(まぁほとんどの小さいサイズのコインは発行枚数が多いので価格の伸び代は少ないが‥)

コインの魅力は長期保有していたら元本毀損する可能性がかなり低くなるということだ。
(売買先やタイミングによっては毀損する可能性ももちろんあるが‥)

株式の配当率や債券のクーポン利率、収益不動産の配当率が高いのはなぜか?
それは「長期保有しても価値が毀損する可能性が高いから」ではないだろうか?
(収益率の高さは損するリスクの高さに比例する)

最近は円安傾向で今後も継続していくと見込まれる世の中になっていくが、何らかの投資で日本円で収益確保してもドル建てでみてみたら投資元本が毀損しているという可能性だって十分にあるはずだ。

コインは世界各国の通貨で取引されるので、そういった意味でも価値が毀損する可能性は低いのではなかろうか?
昨今「コイン投資で儲けましょう!」という誘い文句を聞くこともあり、それはそれでいいのだが、「投資価値の毀損を興しにくい」ということも魅力の1つではないか?と改めて秋の夜長に考えたので記事にしたためてみた。

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