金価格から読み解くお金の価値観の転換時期

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金価格がついに消費税込みで20,000円/gを超えた。

金価格は前々から上がり続けると予想していたので今更驚くことではないが、価格が上昇するスピードが速過ぎる気がする。

前回金価格が消費税込みで10,000円/gを突破したのが23年8月29日。
(参考:金価格1g=10,000円突破!!今後はどうなる?

そして今回の消費税込み20,000円/gの突破が25年9月29日。
約2年程度で倍になっているのだ。
(消費税込みで5,000⇒10,000円/gへの上昇は14年~23年の間の約9年を要している)

私は10,000円/g⇒20,000円/gになったのは金の価格が上がったからではなく、
「お金の価値が下がり続けている」という価値観で捉えている。それに金は今も昔も変わらない。
なので直近の世界事情を考慮すれば金価格高騰(通貨価値下落)は妥当だと思うし、消費税込みで価格が50,000~100,000円/gになると言われても私は何の違和感も感じない。

この「お金の価値が下がり続けている」ことに関して少し深掘りして記事にしてみたい。

25年10月現在は私は39歳。
平成中期くらいから働き始めて約20年程度経過しており、平成時代に身につけたお金の価値観でこれまで過ごしてきたが、令和時代に入り平成時代のお金の価値観がガラガラと音を立てて崩れているのを実感している。

平成時代のお金の価値観は「カネ>モノ>ヒト」だったと思う。
対して令和時代のお金の価値観は「ヒト>モノ>カネ」とようやく当たり前になったのではないだろうか?

私が働き始めた時は、初任給も今ほど高くなく、お金(数字)の為なら多少のルール違反もOKみたいな風潮があった。
私は愚直な性格だったので正攻法で仕事や投資に取り組んできた。
それを要領の良い人たちからは「そんなやり方はバカバカしい・・・」とか「効率が悪い、コストがかかる」とかいろいろ言われて悔しい思いもしてきたが、20年程度経過して1番支持が集まっているのは結果的には正攻法や王道的なやり方だった。

何が言いたいか?
要はこれまで目に見えないものや当たり前だったことが再評価され、これまでの成功体験や拝金主義的な考えは捨て去るべき時期に来ていると思うのだ。

この拝金主義的な価値観が崩れて、更に当たり前のことが当たり前に評価されるようになればもっと良い世の中になると思うのだが・・・このような価値観に気付く人が増えるよう私も行動で示そうと思った次第だ。

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