金価格1g=10,000円突破!!今後はどうなる?

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先日8月29日(水)に金価格(店頭小売価格)がついに10,001円/gを付けた。
ちなみに9月8日時点は10,053円/gとなっている。

いつか10,000円/gは突破するものだと思っていたが、こんなに早くなるとは思ってもみなかった。
今後については様々な意見があるだろうが、私はまだまだ上昇基調にあるのではなかろうか?と考えている。

いや、正確に言うとお金が金に対して価値を毀損し続けるという言い方をした方が良いのかもしれない。
2000年ごろは1,000円/gだった金が2023年には10,000円/gになった。
23年で約10倍になったのだ。

しかしこれは「お金」を基準にみた場合の結果であって、「金」を基準に考えてみるとどうだろうか?
「金」は今も昔も性質は変わることはない。金は金なのだ。

「金」を基準に「お金」の価値を計ってみると、23年でお金の価値が約1/10になっていることがわかる。
この23年で物価が10倍になってはいないが、間違いなくほぼ全ての物の価格は上がっている。
特に直近2年の値上がりは激しく、生活を直撃している。

それにここ最近中国が金を買い増している。
中国人民銀行が9月7日に発表した23年8月末の外貨準備高の内訳で金保有量を見てみると約2,165tだ。
これは7月末と比較すると29t(1.4%)増加している。
この10ヶ月の間に1,948t ⇒ 2,165t(11.1%)ほど金保有量を積み増している。
※9/7日本経済新聞より

これが何を意味するのか?
アメリカ10年国債でも買っておけば4~5%の金利がもらえるのに、それを放棄して金の購入。
しかも金購入していることを堂々と発表。

これ以上踏み込んだことは書かないが、国際的な政治、経済の流れはきちんと見て自分の考えや投資に対する方針を決めていた方が良さそうだ。

私個人的なことだが、メイプルリーフ金貨や小重量のインゴッドなどを保有していた。
アンティークコインを買う為にちょっとずつ売却しており、今年の8月に最後に残ったインゴッド20gをついに売却してしまった。
株などの金融資産もほぼ手放しており、現在自分の持てる資産は手元の預貯金、アンティークコイン、ビッドコイン、不動産となっている。

不動産も売却中で、もし売れたら一部の資金をアンティークコインにして、ビッドコインは現状維持で保有するつもりだ。

アンティークコインは目先の相場を気にせずに持っていられるので精神的にもラクなところが気に入っている。もちろん金やプラチナといったものも個人的には好きなので買えるタイミングがあればちょこちょこ狙っていきたい。

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