biddrというオークションプラットフォームがあるが、コイツを使ってイギリスから1枚コインを落札することができた。
なぜこんな面倒なことをやったのか？理由は2つだ。
1つ目はコインを世界中のオークションハウスから探していた際に、気になる物を見つけたから。
2つ目は自分で海外オークションの入札から送金、通関までの全ての行程を経験することにより、コインディーラーの方の手間を体感して入札代行手数料が適価なのか？判断したかったからだ。
結果として、コイン落札することができ、手元に届く段取りをつけることができた。（届くのは1週間後だが・・）
ただし、コインが手元に来るまでは「非常にメンドクサイ」手続きを踏まなければならない。
特に日本人とっては2つの大きな壁である「英語が苦手」、「海外送金方法がわからない」をクリアしなければならない。
（例外：ヘリテージオークション⇒サイトが日本語対応、支払い方法にクレジットカード対応しているので日本人でも諸手続きがラク）
それに万一トラブルが発生したら・・・落札者本人の手に負えるだろうか？
それに加えて通関処理、輸入消費税のこともある。
幸い私は何のトラブルも無くスムーズに事を進めることができた。
私は英語はそこまで話せるわけではないが、20代のころから海外の金融機関で投資したり、いろいろなやり取りをしていたことがあるのでまだ1人でも何とかなったのだが、やはり海外オークションから直接仕入れたいときはディーラーを使うのが賢明だと思う。
各ディーラーには入札代行サービスというものがある。
税抜きで5～10％程度手数料でオークションの入札から海外送金、通関処理をやってくれるので、このサービスを活用するのが1番無難で手取り早いと言える。
ただこのメンドクサイ処理が1人でできるようになると見える世界も若干変わってくる。
コイン価格も出品国やコインの状態、売りに出されるタイミングによっても変わるのだが、案外海外で仕入れた方が安い場合が多いことが多い。
つまり海外で仕入れて日本国内で売りに出すとその差額分の利益を取ることができる。
（ただし徹底的なマーケティングが必要だが・・・）
やろうと思えばそういうこともできるが、私はコインディーラーではないので現時点ではそのようなことをするつもりはない。
コイン収集や投資の王道は、「気に入ったコインを買い、自分が気に入っている限りは持ち続けて、資金が必要になったタイミングで売る。」
これに尽きるのである。
今回の海外オークション入札で改めて学んだことは・・・
・オークションハウスや銀行、通関のやり取りがメンドい
・コインディーラーの入札代行サービスは活用する価値が大いにある
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