コイン別 保有&売却戦略

収集&投資の考え方

24年に入ってコインを2枚購入することができた。
1枚はHAでの落札、もう1枚はディーラーからの購入だ。
資金は保有ビッドコインを半分処分して捻出することができた。
(だが利益させたことによる雑所得が増加、来年の確定申告が頭が痛くなる‥)
これらのコインは機会があったら紹介したいと思う。

24年2月25日現在、全コイン&メダル保有枚数は26枚となった。
もちろん目的別で購入価格帯は違うものの自分の保有戦略の元、コレクションが増やせているので満足している。(一部保有戦略関係なくもっているものもあるが‥)

私のコレクションの構成比と目的は次のようになっている。

【小型コイン】

<小型コインの銘柄とグレード>
・フランス ナポレオン20フラン金貨×12枚 MS63~65
・フランス エンゼル金貨×1枚 MS64
・ドイツ 20マルク金貨×1枚 PF65 cameo
・日本 旧明治金貨×1枚 MS63
・イギリス フローリン銀貨×1枚 MS64

<小型コイン保有目的>
・純粋なコレクション(特にナポレオン20フラン金貨はコインを年号別に収集中)
・資金需要が発生した際、すぐに売却換金できるようにする為
(特にナポレオン3世20フラン金貨のハイグレード品はネットオークションでも売りやすい)

損しにくい上、収集のやりがいがあり、出口(売却)のとりやすさから「趣味と守りの投資」という位置づけで購入を続けている

【試鋳貨】

試鋳貨の保有銘柄とグレードについては伏せるが、保有目的については「値上がり益の享受」である。
ただし最低5年以上保有が大前提であり、取引データが極端に少ないので下手したら買値以下でしか売却がとれない可能性もある。

私の保有している試鋳貨は2枚で、知る人ぞ知るというコインなので値上がりするかは未知数なのだ。
ちなみに、私は昨年の10月にも試鋳貨を1枚オークションに売却に出したのだが、結果は買値の約半額で落札されてしまった苦い過去を持つ。

試鋳貨オーナーの気分を味わいたく購入売却を実践し、わかったことは
「有名コインを除いて試鋳貨は半ばバクチ的な要素がある」ということだ。
だが保有できる人数は極めて限られている為、「保有している」という自己満足は得られる。
手堅いアンティークコイン投資の中にもバクチ的要素を入れたければ購入するのもアリかも‥?。

【メダル】

メダルは昨年の6月に3枚オークションで落札してみた。
メダルは初めての入札で、落札できなくてもいいや~♪くらいの気持ちで気になったものに入札を入れていたのだが、フタを開けてみれば3枚落札できていた。

保有目的については特になく、1~2年保有したら売ろうか?と思っていたが、最近愛着が湧いて売るに売れなくなってしまった‥。こういうのもメダル収集の醍醐味か!?
売却戦略はまったく考慮しておらず‥(完全に個人の趣味になっている)

<保有銘柄>
・1815年ナポレオン1世 セントヘレナ島のメダル
(NGCサイトより写真を掲載)
ワーテルローの戦いで負けてセントヘレナ島に流されたときのナポレオン1世の気持ちをメダルに刻んだのだろうか?、あの英雄ナポレオンが頭を抱えて悩んでいる姿に天使がペンを持って寄り添っているデザインが気になって入札してしまった。

・1855年ナポレオン3世 パリ万博銅メダル
(HAサイトより写真を掲載)
流石に国の威信をかけて製作したメダルで、特大スラブに入っているのが印象的だった。
裏面の各国紋章など作りがすごく細かくデザインが良いのが気に入って入札。
同じオークションで銀メダルもでており、入札していたが落札できず‥。

・1852年フランツ・ヨーゼフ1世(Return of Emperor from Hungary)銀メダル
(HAサイトより写真を掲載)
このメダルはレインボートーンが気に入って入札したら、何と落札できてしまった。
肖像部分の左側に何か線上のキズが入っているが、SP63の評価をもらっており、唯一鑑定品だ。

【大型コイン(金貨・銀貨)】

大型の金貨銀貨は100%投資目的で購入している。
ある程度過去の取引データが取れ、値上がりしていくであろうものをコインディーラーに相談したり、自身でオークションで落札していたりしている。

全部を紹介できないが、一部のコイン銘柄を記載する。
ちなみに大型コイン保有数は5枚だ。

<保有銘柄>
・雲上の女神
やはり雲上の女神はコイン投資の鉄板ともいうべき銘柄であることは間違いない。
一時期ドル建てでの値段を落としていたが、日本では円安であった為そこまで値下がりしたという実感は全くなかった。今後ドル建てでの値上がり&円安が進んでいくとどうなることやら‥

・トリエステ 2ターラー銀貨
こちらも名品中の名品。
先日のAWでPF64 cameoが\3,600,000(手数料込みで\3,996,000)で落札されていた。
このコインはユニークなデザインで、裏面の灯台と蒸気機関車と帆船、波、ハプスブルク家の紋章、ウィーンの紋章がいい案配で配置されておりお気に入りの1枚だ。

投資用のコインについては「希少性」「人気」「状態」の良いものかつ、「過去の取引データ」がとりやすいものを選んでおり、最低5年以上の保有後に売却を検討している。

戦略まとめ

・長期目線での投資      ⇒ 大型コイン(手堅いコイン)
・中~長期目線での投資&収集 ⇒ 小型コイン(手堅いコイン)
・コイン投資と言う名のバクチ ⇒ 試鋳貨(半ば趣味)
・収集(売却戦略なし)    ⇒ メダル(完全趣味)

うまく言語化できないがこんなところだろうか‥?

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