最近ちょっとずつ有名になり始めているコイン投資。
コイン投資でよく「儲かる」と言われているのが100万円以上のものになります。
‥‥ですが、コイン1枚買うだけでそんな大金は中々出せる方はいませんよね。
手軽にコイン投資始めるのであれば1枚5~10万円程度の小口のコイン投資がオススメです。
小口のコイン投資でオススメがナポレオン3世の20フラン金貨です。
※ナポレオン3世20フラン金貨も状態の良い物は10万円を超えていますが、10万円以下で購入できる物もありますので狙ってみてはいかがでしょうか?
ナポレオン3世20フラン金貨について
なぜナポレオン3世の20フラン金貨をオススメするのか
ナポレオン3世の金貨は世界中にコレクターがいるので、ほぼ確実にオークションで落札されたりコインショップで買い取ってもらうことができます。
ナポレオン金貨の額面は100、50、20、10、5フランとありますが、20フランは直径が約21ミリとまぁまぁ大きく、お手頃に手に入れることができます。(参考‥100円硬貨の直径→22ミリ)
もちろん金価格が上昇したり、インフレが進行すると値上がりすることもあります。
ナポレオン3世20フラン金貨の基本データ
- 発行国:フランス
- 発行年:1852年~1870年
- 重量:6.45g
- 品位:金90%
- 発行枚数:各年号、各ミント100万枚以上
ナポレオン3世20フラン金貨の相場
金地金価格:約55,000円 →2023年5月現在の換算価格(金価格‥9,500円/g)
‥‥ですが、はい、もちろん金地金価格では買うことは難しいです。
直近の国内外オークション(2023年4月)からデータを引っ張ってきました。
ここに記載しているものはハイグレードな物なので、MS63以下であれば10万円以下で購入できる可能性はあります。
国内オークション(第32回AUCTION WORLD結果より)
・1864年A PCGS-MS64‥落札価格‥160,000円(+手数料、消費税11%)→177,600円
・1866年BB PCGS-MS64‥落札価格‥120,000円(+手数料、消費税11%)→133,200円
・1867年BB PCGS-MS64‥落札価格‥130,000円(+手数料、消費税11%)→144,300円
海外オークション(HERITAGE AUCTIONより)※$=135円で換算
・1856年A PCGS-MS63‥落札価格‥$460(+手数料20%+国際配送料約$90)×輸入消費税10%
→約95,300円
・1857年A PCGS-MS63‥落札価格‥$400(+手数料20%+国際配送料約$90)×輸入消費税10%
→約84,600円
ナポレオン3世について
本名:シャルル・ルイ=ナポレオン・ボナパルト
大統領在任:1848年~1852年
皇帝在位:1852年~1870年
ナポレオン三世は、ルイ・ナポレオン・ボナパルトとして1808年に生まれました。
フランス皇帝ナポレオン・ボナパルトの甥であり、ナポレオンの失脚後一族の多くがイタリアに亡命する中で、彼はスイス、ドイツ、アメリカ、イギリスで育ちました。
1848年にフランス第二共和政が樹立され、ルイ・ナポレオンは大統領に選ばれました。1851年にクーデターを起こして、第二帝政を樹立し、皇帝ナポレオン3世として即位しました。ナポレオン3世の治世は、フランス帝国の復活という大きな目標を掲げ、社会や経済の近代化、都市の再建、そして植民地拡大など多くの改革を実施しました。
しかしながら、外交政策はしばしば失敗し、クリミア戦争での敗北やメキシコの失敗などがありました。さらに、普仏戦争によるプロイセンの勝利によって、ナポレオン3世は敗北し、1870年に退位しました。
その後イギリスに亡命し、晩年は病気に苦しみました。ナポレオン3世の治世はフランス歴史の重要な時期であり、その政治的、社会的、経済的な影響は、今日まで続いています。
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