まだ安価に放置されているコインたち

個別コイン

ここ最近コインが高くなってしまい中々買えない・・・

なのでオークションでも指をくわえて見ているだけなのですが、こんな時だからこそまだ安めに買えるコインを探す努力も大切だと思い、第32回オークションワールド(23年4月開催)より調査実施。

条件は下の3つです。(デザインについては個人的趣向で選んでおりますのでご承知おきください)

①:ヨーロッパの金貨かつ重量6g以上

②:10万円以下で購入できる

③:PCGSまたはNGCスラブ入りかつMS62以上

以上の条件で調べてみたところ5種類見つかりましたのでご紹介します。

尚、オークションワールドは落札価格に消費税を入れた手数料が11%掛かるので最終コストは落札額×1.11で計算しておりますのでご承知おきください。

厳選コイン5種

1893年 ハンガリー フランツ・ヨーゼフ1世 20コロナ金貨

コインデータ

肖像:フランツ・ヨーゼフ1世

重量:6.775g

金品位:90%

ミント:ハンガリー

1口メモ

・表はフランツ・ヨーゼフ1世の立像となっており(かの有名な雲上の女神にもデザインされております)、裏面デザインは天使とハンガリーの紋章となっており、傾いた王冠の十字架が面白い一品です。

NGCの総鑑定枚数52枚(2023年5月時点)に対し、MS63→20枚、MS64が2枚、MS65が1枚、となっており、事実上MS63が入手できる最高グレードかもしれませんね。

ハンガリー 20Korona 1897KB NGC-MS63 → 落札84,000円(最終コスト93,240円)

1882年 イタリア ウンベルト1世 20リラ金貨

コインデータ

肖像:ウンベルト1世

重量:6.4516g

金品位:90%

ミント:ローマ

1口メモ

・表面にイタリア王国第2代国王のウンベルト1世(カイゼル髭がすごく似合っています)、裏面にサヴォイア家の紋章がデザインされております。

NGCの総鑑定枚数1398枚(2023年5月時点)あり、MS62は401枚、62+以上は827枚と大量にありますが、このコインの凄さはほとんど地金価格(約9,500円/g×6.4516g×90%=55,160円)で買えることです。次回以降のオークションでは値上がり必須でしょうか?

イタリア王国 20Lire 1882R NGC-MS62 → 落札54,000円(最終コスト59,940円)

1864年 スペイン イザベラ2世 100レアル金貨

コインデータ

肖像:イザベラ2世

重量:8.3371g

金品位:90%

発行:スペイン マドリッド(コイン裏面の100RLESの両隣にある星が6尖星→マドリッド)

1口メモ

・表面にイザベラ2世の横顔の肖像、裏面にはスペイン王室の紋章がデザインされています。

・イザベラ2世が誕生した1830年にサリカ法(女子相続を否定する法)が廃止されました。日本ではまだこの手の議論やってますね・・

NGCの総鑑定枚数42枚(2023年5月時点)に対し、MS63→10枚、MS64.65が各4枚、MS65+が1枚となっており、デザインも他の同年代のヨーロッパコインのデザインと比較しても全然見劣りはしません。意外とお買い得な1品だったのかも・・・

スペイン 100Reales 1864 NGC-MS63 → 落札85,000円(最終コスト94,350円)

1891年 スイス連邦 ヘルヴェティア 20フラン金貨

コインデータ

肖像:ヘルヴェティア(スイスの象徴たる女神)

重量:6.4516g

金品位:90%

発行:スイス ベルン

1口メモ

・表面にはスイスの象徴でもある女神のヘルヴェティアの横顔、裏面にはスイスの国章がデザインされています。なんか持っておくだけで運気が上がりそうなコインですね。

PCGS総鑑定枚数30枚(2023年5月時点)に対し、MS63→8枚、MS63+→1枚、MS64→5枚、MS65→3枚となっております

・スイスの20フランのデザインはコチラのヘルヴェティアタイプ(本掲載品)とブレネリタイプがあり、どちらも秀一なデザインですが、希少性があるのはコチラのタイプです。(1883、1886~1896年までの10年足らずしか製造されなかった)

スイス連邦 20Francs 1891B PCGS-MS63 → 73,000円(最終コスト81,030円)

1897年 フランス エンジェル 20フラン金貨

コインデータ

肖像:憲法を書き込む天使

重量:6.4516g

金品位:90%

ミント:フランス パリ

1口メモ

・表面には憲法を書き込む天使と鶏と儀鉞(ファスケス)、裏面にはフランス語で「自由、平等、博愛」も文字とリースがデザインされている。

・デザインについては1793年、1848、1849年にも使用された物を復刻したものとなっている

PCGS総鑑定枚数241枚(2023年5月時点)に対し、MS64→86枚、MS64+→3枚、MS65→11枚、MS66→2枚となっております。

フランス 20Francs 1897A PCGS-MS64 → 72,000円(最終コスト79,920円)

調べてみて思ったこと

大型コイン、ハイグレードコイン、希少なコインの値上がりは激しく、普通の人は手が届かない価格帯になっているものが多いのですが、探してみたら手頃なコインもあるものです。

小額コインはコレクターや投資家が見向きもしない分野かもしれませんが、コツコツ集めていけば枚数が集まった時感動するのではないかと思いますし、何より手頃な価格で歴史に触れられるのは良いです。

手に入れる前に自分でいろいろとコインの歴史を調べるのも楽しみの1つですね。

また、売却するときも枚数があればそれなりの金額になるのではないかと思います。

なので小額(10万円くらいの)コインをじっくり品定めしつつ時間をかけてコツコツ集めていくのも良い選択肢ではなかろうか?・・・と改めて思ってしまいました。

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